家庭でできる!アクティブラーニングで未来のリーダーを育成する方法

家庭でできる!アクティブラーニングで未来のリーダーを育成する方法 リーダーの言葉の力

 

これからの家庭教育のあり方を考えるとワクワクが止まりません。

詰込み型の教育をどんどん能動型の学修(あえて学習ではありません)に変えていくムーブメントが起きているからです。

 

ここから少し難しいお話になりますが、ビジネスマンやチームリーダーにはいつか必ず必要になるお話です。

少しお付き合いください。

 

学校教育の在り方を変える『アクティブラーニング』とは?

大企業では、かなり以前から取り入れられているアクティブ・ラーニングが、ついに教育の世界でも注目を集めることになりました。

2014年11月20日の下村文科大臣から中央教育審議会に出した「初等中等教育における教育課程の基準等の在り方について」という諮問の中に、アクティブ・ラーニングという言葉が使われていたのです。

 

これは大臣から、専門の組織に向けて小中高の学習指導要領を見直してくださいというお願いの文書ですから、この後に出されている文部科学省や中教審の文章の中にアクティブ・ラーニングという文言がよくみかけれるようになりました。

 

かなり大雑把な言い方をすると、アクティブ・ラーニングとは、能動的な学び方のことをさしています。

小中高における授業での「受動的な受講」スタイルから、「能動的な学修」への転換をするそうです。

 

もっと分かりやすく言えば、「板書を書き写す」受け身な授業ではなく、「生徒が主体的に考えたり、話したり、作ったり、発表したりしながら授業を進めよう」ということです。

 

ここでは詳述は避けますが、一言でアクティブ・ラーニングといってもさまざまな方法があるようです。

そこで共通しているのは先生から生徒への一方通行的な授業ではなく、生徒たちが何らかの形でアクティブであるということです。

 

ではなぜ今、その授業形態が注目されているのでしょう。

 

アクティブラーニングで大学入試が変わる!

実は、2021年度入試から大学入試が大きく変わると言われているからです。

2021年度入試というと、現在(2017年度)の中学3年生が現役で大学を受験する時です。

 

世間を騒がしている大学入試改革は、中学生以下のお子さんがいるファミリーには直接的に影響のあるお話なのです!

 

大きな変更点は、まず現状の大学入試センター試験が廃止されること。

変わって「高等学校基礎学力テスト」と「大学入学希望者学力評価テスト」の2つの試験が導入されます。

 

その「大学入学希望者学力評価テスト」で試される力は、主に「思考力・判断力・表現力」になるそうです。

そして、大学個別の選抜においては、「主体性・多様性・協働性」などを試せるように、多面的・総合的な評価を行う準備が進んでいるそうです。

 

対象となる年齢のお子さんをお持ちのファミリーでは、すでにご存じだと思いますし、実際に幼稚園や小中学校でも、グループで話し合うスタイルのアクティブ・ラーニングを取り入れ、対策が始まっているところも増えているそうです。

 

では、家庭ではどうすれば良いのでしょうか?

 

効果絶大!今日から家庭でできる『アクティブラーニング』

従来の大学受験が、これからも続き、知識の詰込みが優先だったときには、静かな勉強環境を提供したり、塾や予備校に行かせたりすることがサポートだったかも知れませんね。

しかし、今後は評価テストで考える力、大学個別の選抜では主体性が、要求されるとなると家族のサポートも変わってくるのではないかと思われます。

 

ご家庭内の普通の会話も、一方が話して他方が聞いているという関係ではなく、双方向のコミュニケーションが理想だと言われています。

 

しかし、家庭内でも親は子どもに対して一方的に話したり、諭したり、時には指示や命令、叱責などをしてしまいがちです。

そして、黙って親の話を聞く子が良い子だとされていたので、そのまま学校でもおとなしく授業を受けている子が理想的だとされていました。

 

しかし、これからは教育の世界で「考える力」や「発言力」が重要視され、しかも大学受験や社会からもそれが求められる時代が、すぐそこまで来ているのです。

だから家庭内でも、自分で考えたり、お話したり、ちゃんと意見を言える環境を整え、普段の生活の中でも、自らアクティブに動く習慣を身につけることが大切です。

 

例えば、普通の会話の中でも、子供に質問をすることがありますが、それが「クローズ質問」になっているか「オープン質問」になっているかチェックします。

クローズ質問は、「はい」か「いいえ」で答えるたずね方です。

「ごはん、食べたい」と聞かれたら、基本的には「はい」か「いいえ」でしか答えられませんね。

 

それに対して「晩ごはんは、何が食べたい?」ときけば、意見をいうことになります。

もちろん「昨日はお肉だったから、今日はお魚がいい」なんて明確な主張と理由が述べられたら、会話が弾みます。

 

こうした意見がいえる質問を「オープン質問」といいます。

 

ここで子供の自己表現能力を高めるために大事なことは、オープン質問に対して、かえってきた言葉をしっかり聞くことです。

ちゃんと話を聞いて返事をする、この当たり前の会話のキャッチボールがこれからの家庭教育には求められます。

 

何かを考えている時には、急かさないで、しっかりと待つ。

答えは、幼稚なものや、間違ったものになるかも知れませんが、「考えている」ことを受け入れて、待つこと。

 

そしてどんな答えが出てきても、さえぎったり、否定したりしないで、聞き続けること。

 

親の役割は、「聞き上手」になって、どんどん考えさせ、お話をさせて、自分の意見や考えを、きちんとお話しできる子に育てましょう。

ここでもやはり、家庭におけるリーダー的存在である親に求められるのは『傾聴力』というスキルです。

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さらにアクティブな子供を育むには、身体を動かすことも大事です。

遊びももちろん身体を動かすことに違いはありませんが、これから大事になってくるのは、貢献欲も満たされる行動です。

お手伝いだけではなく、一緒に住む者の役割として、できることをする。

 

散らかっていたら片づける、汚れていたらお掃除をする、誰かが困っていたら手助けしたり、声を掛けたりと、自分にできることを「考え」、「行動する」ことです。

 

こうして家庭内で、大人と話し、考えながら行動を起こすようになった子供は、学校のグループワークにも積極的に参加し、社会に出てからも発言をしたり、リーダーシップを取ったり、社会貢献活動に加わるようになることでしょう。

これからの社会に求められる子供の資質は、家庭環境の中で育まれると言っても過言ではありません。

 

家庭の中で子供と一緒に親も成長する

親が家庭でアクティブラーニングをサポートするように働きかけることで、子供の思考力、想像力を育む環境ができる一方で、私たち親自身も確実に子供たちと一緒に成長します。

子供の話を聴く上で、なるべくこちらの意見を言ってしまわないように自制したり、子供にもっと意見を言ってもらいやすくするような『言葉選び』や『表情』をつくるなど環境整備の工夫をしたりします。

 

この工夫こそがリーダーの役割であり、醍醐味でもあります。

 

家庭教育も学校教育も、そしてリーダー育成という人材育成も、その結果は一朝一夕ではわかりません。

何年、何十年という長い期間を経た後に、その投資効果がわかります。

 

しかし、家庭でのお子さんへのアクティブラーニングや会社でのリーダー育成教育は、いつか必ずその効果が表れます。

そして、子供や社員にその効果が表れる前に、リーダーを育成しようとしていたあなた自身が必ず立派なリーダーになっているはずです。

 

率先垂範を心掛け、将来のリーダー育成に向けてまず私たち自身が望まれるリーダーとして学びを深めていきましょう。

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