あなたのコミュニケーション能力を一瞬で飛躍的に上げる『傾聴力』とは?

あなたのコミュニケーション能力を一瞬で飛躍的に上げる『傾聴力』とは? リーダーの言葉の力

 

誰かに励ましの言葉をかけるときには、ちゃんと状況の把握ができてることが大事だと言われています。

試合や舞台、試験の前などの励ましの言葉としてペップトークをする際も、話す相手の精神状態、事情、立場などを把握することが第一歩です。

 

そのために必要な能力が、傾聴力です。

 

信頼される人物、リーダーに共通しているスキルとしてコミュニケーション能力が高い、と一般的に言われますが、それは往々にして知識や教養が豊富という訳ではありません。

まさに高い傾聴力がリーダーの信頼度に大きく影響を与えます。

 

今日は、人の話を聴く力、傾聴力のコツやその大きなメリットについて解説します。

 

コミュニケーションの基本『傾聴力』とは?

傾聴を辞書で引くと「真剣に聞くこと」とか「耳を傾けて、熱心に聞くこと」と定義されています。

コミュニケーションの基本でもある傾聴力が、相手の気持ちや状況を的確に把握し、こちらが発するべき言葉選びの基本となります。

 

ところが、相手の話を全く聞かないで、思い込みや間違った情報に基づいて話すと、不適切な内容になってしまったり、場にそぐわない禁句を発してしまったり、相手に誤解されるだけでなく自らの信頼を失ってしまいかねません。

 

名医と言われるお医者さんたちは、患者様のお話を聞かれる時間が少し長めだと言われています。

実際の時間は、わずかな違いなのですが、真剣に耳を傾けてしっかりと話を聞いて頂けたという感覚が残るので、そう感じられるようです。

 

傾聴の態度が、プロとしての好感度と信頼度をアップしています。

 

それでは、家庭を振り返ってみましょう。

 

聴かない態度は口論の原因

「ねえ、ちゃんと私の話、聞いてた!」と奥様に言われたことは、ありませんか?

言ったことはありませんか?

 

実は、他者からするとたわいのないことでも、自分にとっては聞いてもらいたい出来事があります。

ところが、聞く側の傾聴力が下がっていると、表情、態度、相槌などから聞いていないことが喋り手に伝わってしまいます。

 

これでは「ねえ、ねえ、聞いて!」と機嫌よく話していたのに、突然、感情曲線が急降下。

話の内容に関係なく、その「聞かない態度」が原因となり、お互い感情的になって口論になってしまうかも知れません。

 

仕事帰りで疲れていても、少し頑張って「へぇ~、そうなんだ!」「それは大変だったね!」と傾聴力を発揮してちゃんと反応すると、温かな信頼関係を維持できる可能性が高まります。

愛する人には、傾聴と温かなレスポンスをして差し上げましょう。

 

TPOを無視した論理的思考が嫌われる原因

会話の途中で、「それで何が言いたいんだよ!」って言われたことはありませんか?言ってしまったことはありませんか?

おしゃべりが好きな女性に高い傾向があるそうですが、ただチャット(会話)を愉しむことがあります。

 

そこには、特に何をどうしたいといったはっきりとした目的はありません。ただ集まって、会話そのものを愉しんでいるのです。

 

ところが、バリバリの会社人間で常にロジカルシンキングを心掛けているビジネスマンやビジネスウーマンは、身近な会話にも「結論」や「目的」を求めてしまう傾向があるそうです。

それでは、少しでいいから貴方と話したい、会話を愉しみたいという方との間にすれ違いが生じるのは、至極当然のことと思われます。

 

論理脳優先の方は、「今は会話そのものが目的」と割り切って家族の話に耳を傾ける時間を持つことが、夫婦円満のコツであると言われています。

もし社内研修で「傾聴力」や「報連相」を学び、社内で徹底しているなら、ファミリーでも傾聴を実践して下さいね。

 

傾聴は家族の長寿の秘訣!?

「その話、何回目?」「それ前にも聞いた!」「また、その話?」などと言ったことありませんか?言われたことありませんか?

アメリカの冒険家、ダン・ビュイトナー氏は、百歳以上のお年寄りが多く住む世界の五つの地域をブルーゾーンと名づけ、実際にそこに行き、インタビューや生活様式などを取材して、長寿の秘密を研究しました。

 

その五つの地域とは、アメリカのロマリンダ、コスタリカのニコヤ半島、イタリアのサルデーニャ島、ギリシャのイカリア島、そして日本の沖縄です。

 

長寿の秘密の中には、運動(肉体労働)、健康的な食事、目的意識なども入っていますが、多くの人とつながることが、どの地域でも特徴のひとつとしてあげられていました。

ある研究では、一つのグループに関わっている人と二つの人との差はほとんどなかったのですが、三つ以上のコミュニティーに参加している人の健康寿命が長いことが分かったそうです。

 

元気なおじいちゃんが多いサルデーニャ島には、日本のテレビ番組で羽田美智子さんが取材に行きました。

大家族の夕食、輪の中心で語るおじいちゃんの思い出話に羽田さんが驚き感動するのですが、家族もしっかり聞いている。

 

「皆さんも、このお話、初めてですか?」の質問に、ひ孫は十回以上、孫は数十回、子ども達(すでにおじいさん)は、「百回以上は聞いたよ」と答えます。

 

長寿の秘訣の大事な要素の一つに、しっかりと話を聞いてくれる人がいるということが調査の結果、わかったのだそうです。

傾聴すなわち人の話をしっかりと耳を傾けて、熱心に聞いて差し上げることは、誰かを励ますだけでなく、夫婦円満や長寿にもつながる大事なコミュニケーションの要素です。

 

健康の定義には、肉体的にも精神的にも、家庭的にも社会的にもすこやかであることと書いてあります。

 

さあ、今日から今まで以上に、思いやりの心をもって大事なファミリーの話に耳を傾けて差し上げましょう。

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