【超重要!】六然訓が歴史上の偉人やリーダーに愛される3つの理由

【超重要!】六然訓が歴史上の偉人やリーダーに愛される3つの理由 リーダーの言葉の力

みなさん こんにちは。

岩崎です。

 

「岩崎さん、治療室の壁に掲げる素敵な言葉ありますか?」

と尋ねられると迷わずにご紹介するのが、今回みなさんにご紹介する「六然訓」です。

 

六然訓は、「りくぜんくん」と読み、明時代の学者であった崔後渠(さいこうきょ)が獄中で相まみえた王陽明に語った六つの教えです。

 

映画では堤真一氏、主役の医療映画『孤高のメス』で最後に辿り着いた病院の院長室に掲げてありました。

勝海舟や安岡正篤さんも、この六然訓を座右の銘にしていたそうです。

 

勝海舟も安岡正篤氏も日本を代表する歴史上の偉人・リーダーですが、彼らが座右の銘にしていた六然訓とは一体何でしょう?

以前にもこのブログでリーダーに求められるスキルや資質について書きましたが、それとは異なるスキルなのでしょうか?

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そしてなぜ、このような偉大な人物たちから座右の銘にしていたのでしょうか?

今日は、この不安定な現代を生きるリーダーにとって拠り所となり得る六然訓について学んでいきましょう。

 

勝海舟や安岡正篤氏も愛した六然訓の意味とは?

六然訓は6つの『然』についての教えであり、その六つの教えは次の通りです。

自処超然(ちょうぜん)自ら処すること超然:自分自身のことにとらわれてはいけません。
処人藹然(あいぜん)人に処すること藹然:人に対する時は、いつもなごやかでいなさい。
有事斬然(ざんぜん)有事には斬然:事が起これば、勇断をもって処理しなさい。
無事澄然(ちょうぜん)無事には澄然:何事もなければ、澄みきった心でいなさい。
得意澹然(たんぜん)得意には淡然:自分の思い通りになったときには、自慢せずにあっさりしていなさい。
失意泰然(たいぜん)失意には泰然:自分の思い通りにならないときにも、取り乱すことなくゆったりとしていなさい。

次に6つの教えの意味について1つずつ解説していきます。

 

自処超然(じしょちょうぜん)

超然は、自分を客観的に観ることを表していますが、「自分に厳しい」という意味です。

 

処人藹然(しょじんあいぜん)

それに対して他人に対して藹然(あいぜん)と言うのは、「人には主観的で優しい」の意味

 

1つ目の自処超然(じしょちょうぜん)と2つ目の処人藹然(しょじんあいぜん)は、自分と他人について書いています。

超然と藹然(あいぜん)の二つで「自分に厳しく他人に優しい」ことを言い表しています。

 

優れたスポーツの指導者たちが、率先垂範をしています。

 

三段跳の元世界記録保持者ウイリー・バンクス氏は、今も自らの生活を律し身体を鍛えながら、優しく丁寧に後進の指導をされています。

60歳になる今もトレーニングを続け、現役で跳んでおられる姿に感動します。

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部下の方とのコミュニケーションや人間関係にお悩みのリーダーは、まずこの率先垂範ができているかをご自身の胸に手を当てて聞いてみてください。

誰からも信頼されるリーダーになる人物は、この超然と藹然、二つの然から生まれるのかもしれません。

 

有事斬然(ゆうじざんぜん)

有事斬然(ゆうじざんぜん)の有事とは大変な状況を指し、斬然はどんどん決断して行動することを意味します。

 

無事澄然(ぶじちょうぜん)

無事澄然(ぶじちょうぜん)の無事は何事もない状況を指し、澄然は何事もなければ澄んだ水面のように静けさ保つことを意味します。

 

三つ目と四つ目の有事斬然(ゆうじざんぜん)と無事澄然(ぶじちょうぜん)は、状況の対比です。

つまりは、普段は静かであるが、一大事になると即座に対応できる『人間力』があることが大事だと言っています。

 

ひーりんぐマガジン33号でご紹介した屠龍技は、東京消防庁ハイパーレスキューで知った言葉でした。

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お会いした富岡氏は、「無駄になる事を祈りながら、世界最高水準の技術と体力を養うのが我々の日常です。しかし、万が一の事態が発生したら、その現場に我々が向かいます。」と仰いました。

 

以前もハイパーレスキュー隊が、広島の土砂災害や御嶽山の救出・捜索活動に出動しました。

日ごろは厳しい訓練で心と体を鍛錬しながらも無事澄然(ぶじちょうぜん)としていらっしゃる自衛隊やハイパーレスキューの皆さんの有事斬然(ゆうじざんぜん)に、多くの人が救われたのです。

 

得意澹然(とくいたんぜん)

得意は調子の良い時を表し、調子が良い時も慢心することなく「澹然(たんぜん)とする」とは、落ち着いているという意味です。

 

失意泰然(しついたいぜん)

失意は落ち込んでいる時を表し、失意で「泰然(たんぜん)する」とは堂々としているという意味です。

 

五つ目と六つ目の得意澹然(とくいたんぜん)と失意泰然(しついたいぜん)は、心の状態を表しています。

 

今年は、この二つをフィギュアスケートの羽生結弦選手に観る事ができました。

 

ソチ五輪で金メダルを獲得した時も、世界最高得点でグランプリファイナルを制した時も、驕ることなく謙虚に更なる課題が見つかったことを語りました。

その姿に澹然を感じました。

 

また中国の大会で他の選手との激突で大けがをした時には、満身創痍でありながら堂々と全身全霊を込めて戦う姿を見せてくれました。

言い訳をしない、パニックしない、人のせいにしない19歳の羽生選手の演技に「泰然自若」の精神を観たように思います。

 

六然訓が歴史上の偉人たちに愛された理由

先生や師と呼ばれるような方々に座右の銘として愛され続ける六然。

換言すれば六然は、以下のような意味になります。

自分を律し常に精進しながら、他人には親切で優しい。
いざと言う時には素晴らしい行動力があるが、普段は堂々としている。
良い時には謙虚さを、悪い時には平常心を保ち、何事にも落ち着いて対処できる人であるべきだ。

このようにかみ砕いて解釈するととても分かりやすいと思いますので、何もオリジナルの難しい六然訓で覚えておく必要はありません。

上の3行の解釈をぜひリーダーというポジションの方たちには覚えておいていただきたいと思います。

 

ただただシンプルなこの3行に、私たちリーダーに求められる人とのかかわり方、態度、精神が凝縮されています。

そして、この六然訓がなぜ勝海舟や安岡正篤氏のような歴史上の偉人たちに愛されてきたのか、わかるような気がします。

 

実際に安岡正篤氏は、六然訓について以下のように評価しています。

この『六然訓』を知ってから、少しでもそういう境地にありたいものだと考えて心がけてきました。
実によい言葉で明瞭で、そして私たちの日常生活に即して活きています。

 

六然という、リーダーとして求められる態度や精神が重要ということは重々承知ではあるが、これらを身につけて維持することはとても難しいことだときっとわかっていたのだと思います。

そして、その真理を6つの然として簡潔に述べられていたからこそ、座右の銘にしたのではないでしょうか?

 

時を越え語り継がれる偉人・リーダーたちの名言は、今も人々の魂を揺さぶります。

 

六然訓以外にも私たちリーダーの心を揺さぶる偉人・リーダーたちの名言・格言はこちらから。

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六然訓や陽明学がわかるおすすめの本

 

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